エントランスから室内インターホンが繋がらない

修繕・メンテナンス

数年前に更新した物件 ⓶既にメーカーが故障原因を調べ、機器は正常だと調査結果の上で

今回の故障対応は、数年前に弊社で更新工事を行った物件で、管理会社の担当者から連絡があり入居者様に連絡をとり即日対応した故障対応の物件です。

今回のよう竣工から20年~30年経過している物件のオートロックインターホンの故障原因では主に3つのケースが想定されます。

①既設配線の経年劣化②竣工もしくは更新工事での施工不良③室内リフォーム工事での施工不良

想定される原因と可能性を少し考えながら、なるべく敏速に解決できるよう現地へ向いました。

配線、接続不良箇所の特定

現地到着後、入居者様にご挨拶し、先ず最初に不良箇所の絞り込みとして、住戸玄関インターホンから住戸室内インターホンの間で配線チェック(線間抵抗測定)を行いました。

配線チェックの結果、直ぐに室内配線の何処かで配線が断線していると特定することができました。

室内インターホンがリフォームで移設されいるとお聞きし、周囲を見回してみると移設配線時の接続箇所が天井の点検口を開けて確認することができました。

接続是正箇所の是正処置、作業完了

配線移設時の接続を一度切り離し、改めて配線チェックをおこない故障原因の原因と場所を特定することができました。

故障の原因と場所が特定できれば、今回の是正処置はいたって簡単な内容の作業です。

配線サイズに適合している部材を使用して、再接続を行い改めて配線チェックと動作試験をおこない室内インターホンの呼出しを正常動作に戻すことがきました。

接続不良(是正前)

接続不良(是正後)

全体でおおよそ1時間半程度の作業でした。

入居者様、管理会社様に動作確認と必要事項の説明、報告を済ませ無事に目的作業の完了です。

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